糖質制限ダイエットは危険!糖質制限すると糖尿病リスクが高まる!

糖質制限ダイエットは危険!糖質制限すると糖尿病リスクが高まる!

糖質制限を続けると「糖尿病リスク」が高まる!

糖質制限を続けると「糖尿病リスク」が高まる!

短期間で効果を感じやすいダイエットとして人気の糖質制限ダイエットですが、一時的に取り組むのであればよいものの、長期間自己流で続けるには様々な危険を伴う可能性があります。それが「糖尿病リスク」です。余分に摂りすぎた糖は体内で脂質に変えられて蓄えられますが、この余った糖質を脂質として体に蓄える働きのあるのがインスリンです。糖質制限をするとインスリンの分泌が抑えられます。しかし、過剰な糖質をしてしまうと、脳の活動を維持できなくなるなど生命維持に関わる問題が発生します。そのことにより体は脳へ糖質を供給するために筋肉の分解をして脳へ糖質を送る「糖新生」という働きを始めます。

体に必要な筋肉を分解してまで糖質を作り出そうとする反応が起きてしまうのは異常な状態です。糖新生を起こすのは「コルチゾール」というホルモンの働きによるものですが、このホルモンは糖新生によって上昇させた血糖値を保つために血糖値を下げるインスリンの働きを鈍くします。インスリンが働くなるということは血糖値が下げられないということであり、この症状が続くと糖尿病になるリスクがあるということです。

また、糖新生は筋肉を分解して糖を作り出すため筋肉の衰えを起こしますが、筋肉が衰えると「L-システイン」というアミノ酸の血中濃度が増します。このアミノ酸にもインスリンの働きを抑える効果があるため、コルチゾールと合わせて「糖尿病リスク」を高める可能性があるということです。

糖質制限は危険!「心筋梗塞」の発症率が高まる!

糖質制限は危険!「心筋梗塞」の発症率が高まる!

糖質制限を行うことによって主食が制限される糖質制限ですが、本来主食で摂っているタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなど必要な栄養素を摂ることが大切です。糖質制限では肉や魚、大豆製品、ナッツ類、キノコ、葉野菜、大根、バター、乳製品などダイエットでは控えなければならない肉や油も摂ってよいとされています。調味料でも控えた方が良いのではと思いがちなマヨネーズも糖質制限では摂ることができます。

このような食事内容にはリスクがあるのですが、そのリスクは「リノール酸の過剰摂取」です。肉類、大豆製品、ナッツ類、マヨネーズは糖質が少なく「糖質制限」だけで考えれば非常に良い食材なのですが、どれもリノール酸が高いものです。リノール酸の過剰摂取は血液をドロドロにすることもあり、心筋梗塞のリスクを高めるとされています。リノール酸のが体に与える悪影響を抑制する働きをもっているのがオメガ3脂肪酸です。オメガ3脂肪酸には血液をサラサラにする効果が期待できます。しかし、糖質制限に自己流で取り組んでいると摂取する油のバランスが崩れやすくなります。リノール酸を過剰摂取してしまうことにつながる可能性があるということです。

普段の生活でもDHCやEPAを多く含む魚やエゴマ油、アマニ油などから摂ることのできるオメガ3脂肪酸を意識して摂るようにしなければ不足しがちなオメガ3脂肪酸ですが、糖質制限をすることによって主食を減らした分更にリノール酸の摂取が増えてしまっていることが考えられます。糖質制限をするのであれば脂質の成分まで考えて食事を摂る必要があるのです。

糖質制限ダイエットは、「視力低下」や「死亡率」が高まる恐れも・・・

糖質制限ダイエットは、「視力低下」や「死亡率」が高まる恐れも・・・

糖質制限によって過度な食事制限を行い栄養バランスが崩れると、体の様々なところへ影響を及ぼしますが、その影響を受けやすいのは視力です。食事バランスが崩れることによって眼精疲労を起こすリスクが高まります。視力を維持するために大切なのはビタミンですが、ビタミンが不足することによって眼精疲労が起こるのです。

一時的な眼精疲労であれば、栄養バランスを整えることなどにより視力の回復が見込めますが、痩せたいがために視力低下を起こしても、偏った糖質制限を続けた場合視力が元に戻らない危険があります。

このように生活に必要な「視力」を低下させる恐れがある糖質制限ですが、偏った糖質制限を続けることで起こる視力低下以外にも様々リスクを高めます。2013年の国立国際医療研究センターの研究グループの報告によると『糖質制限食を5年以上続けると死亡率が高まる』とされています。

ダイエットのために食事制限をすると体重は減りますが、その減った体重の割合を考えると脂肪より筋肉が多く減っているのです。筋力低下は転倒のリスクなどを高めますし、高齢者の場合転倒が寝たきりや死亡につながることもあります。また、急激なダイエットによって減る筋肉は生命維持に必要な心臓の筋肉まで減らしてしまいますが、心臓の筋肉が減ると全身に血流を送るために心臓にかかる負荷が大きくなります。食事制限によるダイエットはリバウンドしやすいため、心臓の筋肉が減った状態でのリバウンドはさらに心臓への負荷を大きくします。このようなことから死亡率が高くなることが考えられるのです。

食事は「炭水化物 抜き」が一番危ない

食事は「炭水化物 抜き」が一番危ない

「炭水化物を抜くだけ」という手軽さを感じブームが起きている糖質制限ですが、糖は人間の体に必要な栄養です。専門家の下で一定期間やるのであれば肥満傾向の人には良いでしょう。しかし、必要とされる糖のい大部分は脳で消費され、残りは全身に酸素などを運ぶ赤血球のエネルギー源となるものです。この働きを考えれば糖は人間が生きていくために必要だということが分かると思います。

しかし、糖新生が起きることで筋力は低下しますし、先ほど述べたように糖新生から起こり得る糖尿病や栄養バランスの崩れによる心筋梗塞や視力低下など全身に様々な影響を与えます。糖新生の仕組みを考えると筋力が減る分、肉などからたんぱく質を補えばよいと考える方もいるでしょう。ですが、筋力を分解して脳に必要な糖を作り出すために減っていしまっているたんぱく質をすべて食事で補おうとすると、食べきれるとは思えないほどの肉などを食べる必要があります。つまり必要以上の糖質制限で減った筋力を食事で補うのは不可能ということになります。

また、炭水化物を抜くことによってたんぱく質の摂取量が増えると動物性たんぱく質の過剰摂取になる可能性がありますが、摂りすぎたたんぱく質は吸収されずに腸へ届きます。たんぱくは腸内では悪玉菌の栄養源になってしまい腸内環境の乱れを起こす原因です。腸内環境の乱れは肌荒れなどにもつながり、ダイエットできれいに痩せたいとおもったとしても肌がボロボロになってしまう可能性もあり、自己流の糖質制限は健康だけではなく美容へも悪影響を与える危険があるのです。

以上のように炭水化物を抜くことは様々な危険をもっているのです。

糖質制限のメリット&デメリット

糖質制限のメリット&デメリット

糖質制限は炭水化物を抜くという手軽さと、ダイエットと言えば食べるのを控えた方が良いと思う肉や油分を摂っていいとされているのがメリットでしょう。また短期的に痩せやすいため、効果が見えるのでモチベーションを維持しやすいという面もあります。

ですが、自己流で行ってしまうと栄養バランスが崩れてしまい、健康への様々な悪影響を及ぼす可能性があることがデメリットと考えられます。糖質制限で起こる可能性が高い栄養バランスの崩れはたんぱく質の過剰摂取です。糖質で摂っていたエネルギーを補うためにたんぱく質や脂質で補うことになるのが糖質制限ですが、脂質で補うには難しい面もあるため、たんぱく質に偏りがちになってしまうのです。

また、余った分が脂質として蓄えられる糖質の特徴を利用し、糖を制限することで脂質が蓄えられないようにしたり、エネルギーとして使われる糖を制限することで脂質をエネルギーに変えたりすることによって糖質制限では痩せることができます。糖は体に貯めておくことができるのに対し、たんぱく質は必要以上に摂った分は排出されてしまいます。たんぱく質を排出する時肝臓と腎臓が働くのですが、この時にたんぱく質は有毒なアンモニアになってしまうため、体内では無毒な尿に変えているのです。たんぱく質の摂りすぎにより、このような働きをしている臓器への負担も大きくなるため体調不良を引き起こす可能性があります。

糖質制限は専門化の指導の下などきちんとした栄養バランスの食事によって行うのであればメリットの期待できますが、自己流で偏った栄養バランスを摂り続けることによるデメリットは大きいものです。十分に注意するようにしましょう。

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